空き巣に狙われる前兆があったらすぐに対策!空き巣が嫌がる家づくりのコツを紹介
日本で空き巣被害が増えているため、自宅でも空き巣対策を始めたい方も多いでしょう。ですがその前に、どういった家が空き巣に狙われやすいのか気になっている方も多いはずです。
この記事では、空き巣被害の前兆や、すぐに始められる対策を詳しく解説します。どのような家が空き巣に狙われやすいのか、詳しい特徴を見ていきましょう。
目次
1、空き巣に狙われる前兆とは?
意外かもしれませんが、空き巣は気まぐれで家に忍び込むわけではありません。実は事前に下見をして計画的に盗みやすい家をチェックしているのです。
そして盗みやすい家の周辺では、空き巣に入る前兆としてさまざまな「不審な動き」が目につきます。参考として、空き巣の前兆として肌で感じる違和感・不信感を3つまとめました。
見慣れない自動車が自宅近くに停まっている
自宅目の前の路上や、自宅が視界に入る位置に不審な自動車が停車しているのを見たことはないでしょうか。例えば、屋内が見えないようにガラス加工されている、長時間停まっていて動く気配がないという自動車は、空き巣に入る家を狙っているのかもしれません。
また、自動車内に人がいて、1時間以上停まっているときには自宅の様子を探っていると疑うのが良いでしょう。自宅周辺で不審な自動車を見つけたのなら、安全のためにもすぐ防犯対策を始めてください。
同じ人物が何度もインターホンを押している
自宅に不審人物がやって来て、インターホンを鳴らされた経験はないでしょうか。実際にインターホンに出てみたところ、そそくさと逃げ出された経験がある人もいるでしょう。もしかするとそれは、空き巣が留守なのかを下見しているのかもしれません。
中には怪しさが出ないようにスーツを着込んでインターホンを押す空き巣もいます。普段見かけない人の訪問やアポイントのない状態で訪問してきた場合には、空き巣の可能性を疑うのが良いでしょう。
家の壁などにマーキングされている
自宅の塀や玄関の隅、裏庭の電気メーターなどに、ペンやチョークで線やマークが書かれているのを見たことはないでしょうか。実はそういったマーキングは、空き巣が下見の際に残した印なのかもしれません。
空き巣は複数の家を下見して、盗みやすい家に印を残します。「子どもの落書きだろう」「業者の人が書いたのだろう」と思って無視していると、いずれ空き巣に襲われるかもしれません。
不審な落書きは空き巣の前兆の場合が多いため、なるべく早く空き巣対策を始めるのが良いでしょう。
2、空き巣の前兆が起きやすい・狙われやすい家の特徴
「この家は狙いやすいな」と空き巣に思われてしまう家には、その家ならではの特徴があるとご存じでしょうか。空き巣の前兆を感じることには、必ず理由があります。
参考として、空き巣に狙われやすい家・全長が起きやすい家の特徴を整理しました。
女性らしさがわかる家
家の外観から「この家には女性が住んでいる」と思われるような家には、空き巣が入り込みやすいです。例えば、次のような外観を選んでいる家は注意してください。
- 女性向けデザインの自動車だけが駐車されている家
- 窓からぬいぐるみなどかわいいものが見えている家
空き巣は「女性だけなら自力で逃げられる」と考えて、人がいる状態でも忍び込むケースがあります。男性が住んでいる気配の少ない家には空き巣が入り込みやすいこと、空き巣の前兆が起きやすいことに注意してください。
庭が荒れ放題の家
庭の雑草が伸び放題になっている、庭に荷物やゴミを置きっぱなしにしているという家には、空き巣が入り込みやすいです。このとき「荒れている家なら空き巣が盗みに来ない」と思われがちですが、荒れている家のほうが空き巣から次のように思われます。
- 高齢者が住んでいて庭を掃除できずにいるのだろう
- 庭が荒れているということは家にいる時間が少ないのだろう
空き巣の中には庭の荒れ具合をチェックする人もいます。現在庭が荒れている人は、前兆が起きていないか家のまわりを確認してみるのがおすすめです。
人目につきにくい家
以下に示すような人目に付きにくい家は、空き巣に侵入されやすいと言えます。
- 自宅とまわりの家が離れている
- 林などに囲まれている
なぜなら空き巣は、近隣住民から見つからないように家に侵入しなければならないからです。そのため上記の家は、人目につきにくく侵入するのに好都合でしょう。
住宅街から離れた場所に家がある、近隣住宅から自宅の様子が見えない家にお住まいなら、いずれ空き巣の前兆や被害を受ける恐れがあるかもしれません。
街灯や照明の少ないエリアにある家
街灯や照明の少ないエリアにお住まいの人も、空き巣の前兆や被害を受けやすいのが特徴です。
特に夜真っ暗になるエリアにある家は、深夜に空き巣が侵入しやすい家だと言えます。寝ている間に侵入されて金品を盗まれるほか、最悪の場合には命の危機に瀕するかもしれません。
そのため、自宅まわりに街灯・照明が少ないのなら、自発的な対策が必要になると覚えておきましょう。
貧乏そうな雰囲気の家
実は貧乏そうに見える家も、空き巣の前兆や被害を受けやすいと言われています。なぜなら空き巣は、裕福そうな家よりも貧乏そうな家のほうが現金を自宅に溜めこんでいると思っているからです。
貧乏そうな人の場合、口座などを持たずに生活している人もいるほか、手渡しで収入を得ている人もいます。裕福そうな家の場合、お金のほとんどがクレジットカードなど電子化されているため、貧乏そうな雰囲気の家のほうが、空き巣に狙われやすいのです。
そのため、自宅まわりに街灯・照明が少ないのなら、自発的な対策が必要になると覚えておきましょう。
3、空き巣に狙われにくい家づくり!【対策10選】
家族そして快適な生活のために、空き巣に狙われにくい家づくりを始めたい人も多いでしょう。参考として、前兆や被害を受けにくい家づくりの方法を10つ紹介します。
おすすめの製品も紹介しているので、気になる対策に着手してみてください。
対策①庭の手入れを徹底する
空き巣は、庭の荒れ具合を見て空き巣に入りやすいか判断する場合があるため、定期的に庭の手入れを実施しましょう。中でも、雑草を伸び放題にしている状態や、不用品やゴミを放置している場合には早めに片付けるのがおすすめです。
雑草を除去する際には、草刈り機や除草剤を用いるのが良いでしょう。また大量のゴミ・不用品が溜まっている場合には、専門業者に撤去してもらえば短期間で庭がキレイになります。
対策②窓際に性別のわかる品を置かない
空き巣は、自宅に女性らしさが表れている家であるほど標的にしやすいため、なるべく窓際に性別のわかる品を置かないようにしてください。
もし空き巣対策をしたいのなら、男性らしさがわかる品を置くのが有効です。力のある人物がいるとわかるように、ダンベルや男性者の服を窓際に置くだけで空き巣対策になります。
対策③見える場所に価値のある品を置かない
空き巣は金品や金目になる品を狙って空き巣に入る家を選ぶため、外から見える場所に価値のある品を置かないことをおすすめします。
例えば窓際から高級そうな品が見えたら、空き巣はその家を侵入する候補としてピックアップするかもしれません。忍び込む家には必ず「この家に入り込むべきだ」という理由やきっかけがあるため、外から屋内の品が見えないようにカーテンの開閉を徹底するのがおすすめです。
もしカーテンの開閉を忘れがちなら、SwitchBot カーテン3を導入するのが便利です。スマホを使ってカーテンの開閉を遠隔操作できるほか、スケジュール設定でカーテンを自動開閉できます。
対策④屋外に照明・センサーライトを設置する
屋外に人感センサー付きの照明やセンサーライトを設置すれば、夜中の空き巣の侵入を防止しやすくなります。
空き巣が庭や家の死角に足を踏み入れた際、急に電気がつけば慌てて逃げだしてくれます。また、下見の段階で「この家にはライトがあるな」と判断し、前兆を残さずに見過ごしてもらえるかもしれません。
もし自宅に人感センサーを設置したいのなら、SwitchBot センサーライトセットを購入するのがおすすめです。人の動きに合わせて人感センサーでライトを点灯できるほか、人感センサーが反応したらスマホにアラート通知が届きます。
対策⑤監視カメラを設置する
空き巣の予防、空き巣の証拠を残すアイテムとして、屋外・屋内に監視カメラを設置するのもおすすめです。
監視カメラを設置しておけば、空き巣が下見に来たときに「カメラがあるから止めておこう」と判断してくれます。またカメラを知らずに空き巣にやってきた犯人を撮影できるため、証拠として提出できるのが魅力です。
もし屋内・屋外用のカメラを購入したいのなら、SwitchBot 見守りカメラ3MP(屋内用)、SwitchBot 屋外カメラ(屋外用)があると便利です。どちらの製品も不審な動きを検知したら、スマホにアラート通知を飛ばしてくれます。外出中に空き巣が侵入してもすぐに気がつけるため、共働きなど家に誰もいなくなる時間が多いご家庭におすすめです。
対策⑥防犯ガラスを設置する
空き巣は窓ガラスを割って侵入する場合があるため、自宅1階の窓を強度の高い防犯ガラスに変えてみるのはいかがでしょうか。
防犯ガラスはハンマーで叩くといった衝撃では簡単に割れません。割れる前に空き巣を諦めてくれる場合があるため、安全対策として窓を変えてみてください。
対策⑦ドアを2重ロックに変更する
自宅玄関や裏口から空き巣が侵入しないように、ドアを2重ロックにするのもおすすめです。空き巣の中にはピッキングしやすい家を調べて空き巣の前兆を残す場合があるため、ドアの2重ロック化は侵入防止としてかなり有効です。
ただし大掛かりな工事が嫌な方も多いでしょう。それなら、ドアに後付けできるSwitchBot ドアロックProセットを導入するのがおすすめです。15種類の解錠方法を設定でき、登録した人しか開けられないように対策できます。指紋認証にも対応しているため、外部からの侵入を防止できるのが魅力です。
対策⑧日ごろから戸締りを徹底する
空き巣対策の中でも重要なのが、日ごろから戸締りを徹底することです。中には玄関や裏口のカギを開けたまま眠ってしまう人、外出してしまう人がいるため、確実に鍵を閉める仕組みを作らなければなりません。
ですが、戸締りを習慣化するのが難しいと悩む人もいるはずです。それならSwitchBot 遠隔操作ドアロックProセットを購入して、ドアロックを遠隔操作できるように変えてみるのはいかがでしょうか。ドアロックProセットを購入すれば、既存の玄関ドアに後付けしてスマホから遠隔操作が可能です。外出時に鍵の閉め忘れに気がつくこともできるので、戸締りの習慣化に役立ててみてください。
対策⑨庭に音がなりやすい砂利を敷き詰める
空き巣は人目につきにくい庭から侵入する場合があるので、侵入時に音が鳴りやすい砂利を敷き詰めるのがおすすめです。砂利の上を歩くとガチャガチャと音が鳴るため、空き巣が近隣住民に侵入がバレることを恐れて侵入を辞めてくれるかもしれません。
雑草が生えにくくなる対策としても有効ですので、ホームセンターなどから購入した砂利を敷き詰めてみてはいかがでしょうか。
対策⑩近隣住民と仲良くなる
空き巣の前兆・被害をなくしたいのなら、近隣住民と結託して空き巣対策を実施することが有効です。その中でもすぐに始められる対策なのが、近隣住民と仲良くなることでしょう。
近隣住民と会話する機会が減っている現代ですが、仲良くなっておけば「最近不審な自動車が止まっている」「近くで空き巣被害があった」といった情報をいち早くキャッチできます。
毎日あいさつを交わす、すれ違う際に少し会話するだけで仲良くなれるので、きっかけを見つけて関係を築いてみてはいかがでしょうか。
4、空き巣の下見があったらすぐ警察に相談しよう
「自宅周辺に不審な自動車がうろついている」「変な人がよくインターホンを鳴らす」「自宅に変な落書きをされている」といったことに気がついたのなら、すぐ警察に相談してください。
警察に相談すれば、人の少ない昼間や夜中の見回りを強化してくれます。場合によっては警察への相談が空き巣確保のきっかけになるかもしれません。
最後に
空き巣の前兆として多いのが、不審な自動車、不審人物の訪問、自宅へのマーキングです。また、住んでいる人の性別がわかりやすい家や、荒れている家などは空き巣に狙われやすいと言えます。
そこで実施すべきなのがカメラやセンサーライトの設置といった空き巣対策です。SwitchBotでは空き巣対策に役立つ「SwitchBot カーテン3」「SwitchBot センサーライトセット」「SwitchBot 見守りカメラ3MP」「SwitchBot 屋外カメラ」「SwitchBot ダブルロックProセット」などを販売しています。空き巣被害を回避するためにも、導入できそうなものを購入してみてはいかがでしょうか。