湿気対策11選!湿気が溜まる原因や便利グッズ・カビ対策も解説
ジメジメとした季節を乗り越えるべく、自宅の湿気対策をスタートしたい人も多いでしょう。しかし、どのように湿気対策をすべきかわからないと悩む人も多いはずです。
この記事では、湿度が増える梅雨や夏におすすめの湿気対策を11つ紹介します。湿気が溜まる原因や湿気が溜まりやすい場所も解説しているので、快適な生活を手に入れる参考にしてみてください。
目次
1、湿気対策11選【湿気の多い部屋におすすめのカビ対策】
自宅の湿気対策には、合計11つの方法があります。今すぐ始められる対策はもちろん、最新機器・グッズを導入した対策も解説しているので、気になる項目をチェックしてみてください。
湿気対策①定期的に部屋を換気する
日常的に実施してほしいのが、部屋の換気です。窓やドアといった開口部を開いて屋内外の空気を入れ替えることにより、自宅内に溜まった湿気を外に追い出せます。
屋内は屋外に比べて、空気が移動しにくく湿度が高くなりやすいほか、ジメジメと空気がよどみやすいのが特徴です。窓やドアを開けて風を入れ込むだけで屋内の湿度を下げる効果があるので、雨の日を除き少なくとも1日1回は換気してみてはいかがでしょうか。
湿気対策②サーキュレーターや扇風機を使う
屋内の湿度を下げたいのなら、サーキュレーターや扇風機を起動するのも有効です。送風して屋内の空気が循環すれば、湿度を一定に保ちやすくなります。
また、サーキュレーターといった送風機器は、洗濯物の室内干しの乾燥にも役立つのが魅力です。もし手軽に持ち運びでき、静音で使いやすいサーキュレーターをお探しなら、SwitchBotの「スマートサーキュレーター」をおすすめします。
コードレスが採用してあり、遠隔操作にも対応しているスマート家電です。また1日当たりわずか5.9円程度で利用できるため、電気代を気にせず使い続けられます。
合わせて読みたいサーキュレーターのケースごとの効率的な使い方を徹底解説
湿気対策③エアコンなどの除湿家電を使う
屋内の湿気対策には、エアコンが有効です。除湿モードを使うことによって屋内の湿度を下げられるのはもちろん、生ぬるい空気を冷やして室内を快適な空間に改善できます。
とはいえ、エアコンは電気代が高くなりやすい家電であるため、長時間起動し続けることに抵抗がある人も多いでしょう。もし電気代の節約をしながらエアコンで湿気対策をしたいなら、SwitchBotの「温湿度計プラス」「ハブミニ」を購入して、エアコンのON・OFFを自動化するのがおすすめです。
SwitchBot ハブミニがあれば、エアコンといったリモコン家電を遠隔操作化できます。また、温湿度計プラスと連携して湿度が高いタイミングだけエアコンが起動するように設定すれば、湿度に合わせてエアコンを起動できるのが魅力です。 必要最小限の起動だけで湿気対策ができるため、電気代を節約したい人は製品を組み合わせて導入してみてください。
湿気対策④部屋に除湿剤を置く
手間をかけずに部屋の除湿をしたいなら、湿気が溜まりやすい場所に除湿剤を配置するのがおすすめです。
除湿剤の中には塩化カルシウムやシリカゲルといった、空気中の水分を吸収しやすい成分が含まれています。放置しておくだけで屋内の湿気を吸収し、ジメジメ感を取り除きやすくなるため、製品を購入して気になる箇所に配置してみてはいかがでしょうか。
湿気対策⑤重曹を入れた瓶を置く
前述した除湿剤について「すぐに準備できない」「商品を買うのが高い」と感じているのなら、以下のアイテムを準備して、自作の除湿剤をつくるのがおすすめです。
・重曹
・瓶
重曹には水に溶けやすい性質の炭酸水素ナトリウムという成分が含まれているため、空気にさらすだけで除湿効果が生まれます。瓶の中に一定量の重曹を入れ、小さな穴を開けた蓋をかぶせて配置するだけで、自作の除湿剤として機能するのが魅力です。中身の入れ替えも簡単なので、手軽に購入できる重曹と瓶で湿気対策を始めてみてはいかがでしょうか。
湿気対策⑥湿気が溜まりやすい場所に新聞紙を敷く
新聞を契約している人におすすめなのが、湿気が溜まりやすい場所に新聞紙を配置する対策です。
新聞紙は水分を含みやすい紙製の素材でできているため、気になる場所に配置するだけで空気中の水分を取り込んでくれます。資源を無駄にしない湿気対策ですので、読み終わった新聞紙をただゴミ出ししていたという方は、湿気対策に活用してみてください。
湿気対策⑦押し入れにすのこを敷く
押し入れの中に湿気が溜まりやすいとお悩みなら、収納物の下側にすのこを敷きましょう。
すのこは床との空間をつくる際に役立つアイテムです。水分である湿気は下側に溜まりやすい性質があるため、すのこで床側の空間を確保することによって湿気対策ができます。
押し入れは空気そして湿気が溜まりやすい場所ですので、布団や荷物のカビ対策としてすのこを配置してみてください。
湿気対策⑧壁とインテリアに隙間を設ける
室内に配置している家具・インテリアをぎちぎちに配置している方は、梅雨や夏場など、湿気が多い季節だけ家具と家具、壁と家具に隙間を設けましょう。
なぜなら、隙間なく家具・インテリアを置いた場合、家具と壁が接する狭い空間に湿気が溜まりやすいからです。壁や家具にカビが生える原因になりやすいため、空気の通り道として隙間を設けてください。
湿気対策⑨浴槽・シンクの蓋を閉める
湿気対策では、水まわりに蓋をすることを習慣化してください。
水まわりは湿気が溜まりやすいポイントであるほか、お湯が張っている浴槽や洗い物をし終わったシンクをそのままにすると、水分が蒸発して屋内の湿度が高くなってしまいます。浴槽やシンク用の蓋を閉めるだけで、水分の蒸発を防止しやすくなるので、備え付けの蓋の開け閉めを習慣化しましょう。
湿気対策⑩水まわりを乾拭きする
キッチンや洗面所、浴槽の湿気対策をしたいなら、使い終わった後に必ず水気を拭き取りましょう。
なかには水分を自然乾燥させようとする人もいますが、蒸発した水分のせいで室内の湿気が増えてしまいます。対して乾拭きをすれば、シンクや浴槽に付着した水分の蒸発を抑えられるので、湿度を上げない対策として乾拭きを習慣化してください。
湿気対策⑪窓に結露防止シートを貼る
簡単にできる湿気対策を検討しているのなら、窓に結露防止シートを貼りましょう。
窓といった開口部付近は、屋内外の温度差の影響で「結露」ができやすく、表面に張り付いた水分のせいで屋内の湿度が高くなりやすいです。結露は毎日のようにできてしまうので、ふき取るのが面倒だと感じるなら、結露ができにくくなる結露防止シートを貼って湿気対策をしてはいかがでしょうか。
2、部屋の湿気がひどくなる原因とは?
「他の家と比べて、なぜか自宅だけジメジメする…」とお悩みの方もいるでしょう。実は湿気が多くジメジメすることには3つの原因が関係しています。
なぜ湿気がひどくなるのか具体的な理由を整理しました。
室内の空気が移動しにくい
次のような理由で、室内の空気が移動しにくい状況だと、屋内の空気の逃げ場がなくなりジメジメとした空間になりやすいです。
- 空気の入れ替えをほとんどしない
- エアコンやサーキュレーターをあまり使っていない
- 家具・インテリア・壁の隙間がほとんどない
湿気を取り除くためには、空気を循環させて屋外の空気と入れ替えることが重要です。空気が移動しない家ほどジメジメとしやすいため、この機会に空気の入れ替えや循環に取り組んでみてください。
水まわりから近い
生活空間が次のような場所から近いと、湿気が多くジメジメとした部屋になりやすいです。
- キッチン
- 洗面所
- お風呂
特にすべての設備が近くにあるワンルーム住宅などは、湿気対策を徹底しないと、あっという間にジメジメとした空間に変わってしまいます。「使い終わったら水気を取る」「蓋をする」というように、水分が蒸発しにくくなる対策を習慣化することが大切です。
開口部が多い
窓やドアといった開口部が多い家の場合、屋内外の気温差の影響で湿気が溜まりやすくなります。
例えば、気温差の影響で結露ができた場合には、結露の数だけ湿度が上がってしまいます。開口部が多い家で湿気対策をしたいなら「結露防止シートを貼る」「定期的に換気を行う」「窓際に除湿剤を置く」など、開口部関連の対策に取り組みましょう。
3、湿気が溜まりやすい場所一覧
湿気対策に取り組む際には、あらかじめ湿気が溜まりやすいポイントを理解しておくことが大切です。以下に、湿気が溜まりやすい場所を整理しました。
湿気が溜まりやすい場所 | 湿気が溜まる理由 |
---|---|
部屋の四隅 | 空気が循環しにくく水分が留まりやすいため |
開口部付近 | 気温差の影響で結露ができて湿度が高まりやすいため |
水まわり | シンク等に付着した水分が蒸発しやすいため |
クローゼット・押し入れ | 閉め切る影響で空気が循環しにくいため |
家具・壁の隙間 | 空気が循環しにくく湿気を逃しにくいため |
石材が使われている空間 | 木材よりも湿気が留まりやすく・逃しにくいため |
上記にまとめた項目は、優先して湿気対策を実施すべき場所です。あてはまる項目が多い家ほど湿気が溜まりやすいので、対策をスタートする参考にしてみてください。
4、湿気が溜まりやすい場所一覧
湿気対策をする際には、快適に過ごせる屋内の温度・湿度を調整することが欠かせません。なぜなら、過剰に温度・湿度を変化させてしまうと、湿気対策はできても体調不良を起こしやすくなるからです。参考として、湿気対策で設定したい温度・湿度を以下にまとめました。
- 夏場:温度25~28℃、湿度45~60%
- 冬場:温度18~22度、湿度55~60%
とはいえ、温度・湿度を調整するのは簡単なことではありません。そこでおすすめなのが、SwitchBotの「温湿度計プラス」を基準に湿気対策を始める方法です。
温湿度計と送風家電を連携することで、自動で調温調湿に取り組みやすくなるほか、現在の温度・湿度をチェックしやすくなります。立てかけて設置できるほか、壁にぶら下げることも可能です。手軽に温度・湿度調整を始められるので、この機会に導入してみるのはいかがでしょうか。
おわりに
湿気対策には手軽に実施できるものから、家電を活用した効率的な対策があります。中には低コストで始められる対策もあるので、気になる湿気対策から取り組んでみましょう。
もしスマート家電を活用して温度・湿度の調整を自動化したいならSwitchBot製品を組み合わせて対策するのが効率的です。「スマートサーキュレーター」「温湿度計プラス」「ハブミニ」など役立つスマート家電を導入できるので、湿気対策のために利用してみてください。