SwitchBot ハブミニとは?ハブ2との違いやできることを詳しく紹介!
SwitchBotの「ハブミニ」で自宅のリモコン家電を遠隔操作できると聞きき、興味をお持ちの方もいるでしょう。しかし、ハブミニが具体的にどのような機器なのかわからず、お困りの方もいるはずです。
この記事では、SwitchBot ハブミニの特徴やハブ2との違い、ハブミニでできること、活用シーンについて解説しています。自宅家電をスマート家電に変える便利なアイテムですので、詳しい情報をチェックしていきましょう。
目次
1、SwitchBot ハブミニとは?
SwitchBotハブミニとは、スマート家電メーカーの「SwitchBot」が提供しているリモコンを集約化できる便利な機器です。以下に示すようなリモコン家電をハブミニでひとまとめにし、SwitchBotの専用アプリから遠隔操作できるようになります。
・エアコン
・テレビ
・照明
・そのほか赤外線リモコンを使う家電
「リモコンをよく紛失してしまう」「電池切れのせいで使えないときがある」といった悩みを解決できるのはもちろん、ワンタッチで家電を登録できるのが魅力です。国内累計販売台数が180万台を突破するなど、人気の高い機器ですので、自宅をスマート家電化するために導入してみてはいかがでしょうか。
SwitchBot ハブミニ(Matter)との違い
SwitchBot ハブミニには、通常型とMatter対応型の2種類があります。
Matterとは、さまざまなメーカーのスマート家電が互換性をもち、シームレスな連携を実現できるスマートホームの共通規格のことです。Matterを通じて他社スマートホームとの連携ができるため、従来のハブミニと比べて豊富な家電をスマート家電化できます。
「Appleなどのスマートホームを利用している」という方は、SwitchBot ハブミニ(Matter)を導入するのが良いでしょう。
SwitchBot ハブ2との違い
SwitchBotでは、リモコンの集約化ができる機器として「SwitchBot ハブ2」という製品も提供されています。結論から言うと、ハブ2はハブミニの上位互換です。
例えば、ハブミニがもつリモコンの集約化の機能以外にも、温湿度・照度センサーの効果によって、条件付きでリモコン家電を自動ON・OFFできるのが魅力です。
リモコンを集約化するために導入するなら「SwitchBot ハブミニ」、リモコンの集約化とは別に自宅家電を自動化したいなら「SwitchBot ハブ2」を導入するのが良いでしょう。
ハブミニとハブ2とハブミニ(Matter対応)の相違点
2、SwitchBot ハブミニでできること
SwitchBot ハブミニは、自宅にある赤外線リモコンをスマホリモコンに変更できる集約化機能のある機器です。複数のリモコンをSwitchBotの専用アプリで管理できるのはもちろん、スマホをタップするだけで対象の家電を起動できます。
①家中のリモコンを1つにまとめる
SwitchBot ハブミニは、自宅にある赤外線リモコンをスマホリモコンに変更できる集約化機能のある機器です。複数のリモコンをSwitchBotの専用アプリで管理できるのはもちろん、スマホをタップするだけで対象の家電を起動できます。
古い型も含め8万種類以上のリモコン型番に対応しているので、赤外線リモコンを操作するのが面倒だという方におすすめです。
②音声でリモコンをコントロールできる
SwitchBot ハブミニは、以下のスマートスピーカーと連携することで、音声操作に対応します。
・Amazonアレクサ
・Googleアシスタント
・Siriショートカット
「エアコンの温度を25度に設定して」「テレビを起動して」といった指示を出すだけで、家電の操作が可能です。SwitchBotのアプリを操作するのが面倒だという人におすすめします。
③屋外から家電を操作する
SwitchBot ハブミニは、インターネット環境に接続されている場所であれば遠隔操作にも対応します。
例えば、仕事から帰宅するタイミングでエアコンを起動すると、室内が快適な状態になったタイミングで家に帰りつけるのが魅力です。また、外出してからエアコンやテレビ、照明の消し忘れに気がついたとき、わざわざ帰宅する必要なく屋外から電源をOFFにできます。
「家電を消し忘れたまま外出してしまい家に戻ることが多い」「家に帰った後にエアコンをつけるのがストレスだ」という人は、SwitchBot ハブミニで快適な生活を手に入れましょう。
④操作スケジュールを設定できる
SwitchBot ハブミニに集約化したリモコン家電は、それぞれ次のような操作スケジュールを設定できます。
- 朝7時30分に照明やエアコンがつくように設定する
- 帰宅時間に合わせてエアコンが起動するように設定しておく
- 防犯のために夜18時になったら自動で照明がつくように設定する
SwitchBot ハブミニがあれば、自身の生活スタイルに合わせて自由にスケジュールを設定できます。設定はいつでも変更できるので、そのときのライフスタイルに合わせて設定を考えてみてください。
⑤SwitchBotシリーズと連携できる
SwitchBot ハブミニは、ただリモコン家電を集約化できるのではなく、ほかSwitchBot製品との連携が可能です。
ハブミニとSwitchBot製品を組み合わせれば、自由に条件を付けて家電をON・OFFできます。後述する活用シーンで詳しい組み合わせ方を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
3、SwitchBot ハブミニのおすすめ活用シーン
SwitchBot ハブミニは、リモコン家電の集約化だけでなく、ほかSwitchBot製品との連携に対応しています。効率的よく家電を使用したい人や家電を自動化したい人向けにおすすめの活用シーンを5つ整理しているので、ぜひチェックしてみてください。
なくしやすいリモコンを集約化する
まずSwitchBot ハブミニ単体で実できるのが、紛失しがちなリモコンを集約化することです。いろんな場所に置き忘れてしまうリモコンを、SwitchBot ハブミニでアプリにまとめられます。
まとめたリモコンはSwitchBotのアプリから操作できるため、スマートフォンをリモコン代わりとして使いたい人におすすめです。
SwitchBotカーテン3を起床時間に合わせて起動する
「SwitchBot ハブミニ」と「SwitchBotカーテン3」を組み合わせて使用すれば、カーテン開閉の自動化が可能です。
SwitchBotカーテン3とは、カーテンの開閉を実施してくれるスマート家電です。しかしSwitchBotカーテン3単体だと、アプリを使って手動操作しなければ開閉を指示できません。(音声操作は対応可能)
そこで役立つのがSwitchBot ハブミニとの連携です。2つの製品を連携すると、SwitchBotカーテン3のスケジュールを設定できます。「朝7時にカーテンが開くようにした」「夜18時にカーテンを閉めたい」といったスケジュールを設定するだけで、自宅のカーテンを自動で開閉できるのが魅力です。
SwitchBot温湿度計と連携して空調設備を自動で動かす
「SwitchBot ハブミニ」と「SwitchBot温湿度計」を組み合わせれば、室内の温度・湿度に合わせて空調設備を自動で稼働できるようになります。
SwitchBot温湿度計とは、センサーで温度・湿度を検知するスマート家電のことです。単体だと温度・湿度の情報を取得するだけですが、SwitchBot ハブミニと連携することによって、取得した温度・湿度の条件でリモコン家電を稼働できるようになります。
「夏場の温度が28℃以上になったらエアコンの冷房を付ける」「梅雨の湿度が60%を超えたらエアコンの除湿を付ける」というように、温度や湿度を基準として家電を自動で稼働できるのが魅力です。
SwitchBot人感センサーの通知を取得する
自宅の防犯対策を検討しているなら「SwitchBot ハブミニ」と「SwitchBot人感センサー」を組み合わせて、通知が来るように設定しましょう。
SwitchBot人感センサーとは、人の動きを検知するスマート家電のことです。SwitchBot ハブミニと連携することによって、センサーを設置した場所を人が通ると、アプリに通知が届くように設定できます。
「夜中に不審者が敷地内に入ってきたら通知が届くようにしたい」「外出時に自宅内に動きがあったら通知が来るようにしたい」など防犯対策に力を入れたいなら、2つの製品を組み合わせて導入するのがおすすめです。
屋外から家電をON・OFFする
よく自宅の照明や空調設備を消し忘れたまま外出するとお悩みなら「SwitchBot ハブミニ」にリモコンを集約化して、遠隔操作できるように設定しておきましょう。
SwitchBot ハブミニは、インターネット環境がある離れた場所からでも操作が可能です。外出した時に家電の消し忘れに気づいたとしても、Uターンする必要なくその場で家電をON・OFFできます。
旅行や出張などにも重宝する便利なアイテムですので、普段から忘れがちな人は製品の導入を検討してみてください。
4、SwitchBot ハブミニについてよくある質問
SwitchBot ハブミニについて、機能や導入に関して寄せられるよくある質問を整理しました。自身の疑問と当てはまる項目があるかチェックしてみてください。
SwitchBot ハブミニはBluetooth接続だけでリモコン操作できるの?
SwitchBot ハブミニのリモコン操作はWi-Fi接続されていないとデバイス自体が機能しません。Bluetooth単体ではリモコンの登録や操作ができないので、Wi-Fi環境を整えたうえでハブミニを導入しましょう。
SwitchBot ハブミニを接続できないのはなぜ?
急にSwitchBot ハブミニに接続できなくなったとお悩みなら、まずは導入しているSwitchBotアプリが最新版なのか確認しましょう。それでも接続できない場合には、ハブミニの再設定やWi-Fi接続の確認によって問題が解消する場合があります。
最後に
SwitchBot ハブミニは、自宅で利用しているリモコン家電を集約化し、アプリを通じてリモコン操作できる便利な機器です。ワンタッチで簡単にリモコンを登録できる簡単操作が魅力の機器ですので、初めて利用する方でもすぐに使い方を理解できます。
またSwitchBot ハブミニは、リモコン操作という単体の目的だけでなく、SwitchBot製品と組み合わせることで家電の自動化が可能です。「SwitchBotカーテン3」「SwitchBot温湿度計」「SwitchBot人感センサー」といった製品と連携して、家電操作の要らない快適な生活を手に入れましょう。