一戸建ての防犯カメラの設置場所はどこがおすすめ? 自分でつける方法や最適な設置高さも解説
一戸建ての住宅に防犯カメラを取り付けたいけれど、どこに設置して良いのかわからないとお悩みではないでしょうか。また、購入する防犯カメラをどれにすべきか悩んでいる人もいるはずです。
この記事では、防犯カメラを設置するおすすめの場所や取り付け方について解説します。防犯カメラ選びのポイントも解説しているので、自宅の安全性を高める参考にしてください。
目次
1. 一戸建ては防犯カメラが必要不可欠!
「一戸建ての家を購入した」「長く安全に住み続けたい」と考えているなら、屋外に防犯カメラの設置が必要不可欠です。
防犯カメラは自宅の安全性を高めるほか、犯罪やトラブルが起きた場合の証拠映像を記録できます。また一戸建ての家は集合住宅と違い、防犯性能が劣ってしまう問題を抱えています。防犯カメラの映像がきっかけでトラブルを免れるケースも少なくないため、自宅周辺の治安が気になる方や近所トラブルを避けたい方、空き巣被害に遭いたくない方はぜひ一戸建ての屋外に防犯カメラを設置しましょう。
空き巣に狙われるのは一戸建てばかり警察庁が公開している侵入窃盗(空き巣)のデータによると、1日当たり約48件(事業所を含む)もの空き巣被害が起きており、その30%近くが一戸建ての家に該当します。
また、生活住宅だけに絞った場合、60~70%の被害が一戸建て住宅で起きているのが実情です。特に一戸建ての住宅は、防犯性能が低くまわりを塀で囲まれているため、空き巣がやって来ても周囲に見つかりにくいと言われています。
一般家庭における防犯カメラの普及率は30%以下であることから、一戸建ての家で空き巣の被害に遭いたくないなら、防犯カメラの設置が欠かせません。
2. 一戸建てでおすすめの防犯カメラの設置場所とは?
一戸建ての自宅に防犯カメラを設置したいなら、本項で紹介する4つの場所に設けるのがおすすめです。設置すべき理由や活用用途について詳しく見ていきましょう。
設置場所①玄関前
まず防犯カメラを設置しておきたいのが玄関前です。玄関は人の出入りがある場所ですので空き巣がピッキングをして侵入するケースも少なくありません。また、空き巣以外にも次のトラブルを防止しやすくなるのが防犯カメラの特徴です。
- 不審者が家のまわりをうろついていることに気がつける
- 近所からの嫌がらせやいたずらに気がつける
- 悪徳セールスの様子を撮影できる
玄関は接続道路や駐車場に近いことから、特に人間関係におけるトラブルが多発しやすい場所です。敷地に入った瞬間「防犯カメラが設置されている」と気づいてもらえるため、空き巣や近所トラブルなどを未然に防ぎやすくなります。
設置場所②勝手口
防犯カメラは、一戸建て住宅の裏側にある勝手口付近に設置しましょう。
勝手口は道路から見えない場所にあるほか、まわりを塀や植物で囲まれていることが多いため、空き巣がこっそりと侵入できるのが特徴です。また勝手口の扉はシンプルな錠が用いられやすいので、ピッキングで簡単に侵入されてしまいます。
対して勝手口が映るように防犯カメラを設置すれば、カメラに気づいた空き巣が逃げ出してくれるのはもちろん、もし侵入されたとしても証拠映像があるため、すぐに犯人を見つけてもらえるのが魅力です。
設置場所③建物の四隅
自宅周辺が塀や樹木で囲まれて見えづらい場合には、建物の四隅に防犯カメラを設置するのがおすすめです。
四隅に設置したカメラで建物の外壁を1面ずつ撮影すれば、空き巣がどこから侵入しても撮影ができます。空き巣の多くは近隣からの死角になる場所を狙って侵入するため、死角をつくらない工夫をすることで、空き巣被害の予防が可能です。
設置場所④駐車場
一戸建ての家をお持ちの方は、駐車場にも防犯カメラを設置するのがおすすめです。
近年では、駐車場に停めてある自動車が狙われるケースも多く、車上荒らしや自動車の盗難、近隣住民からのいたずらといった被害を受けるかもしれません。駐車場は自宅の建物に面した場所に設けられているため、建物の外壁などにカメラを設置し、駐車場一帯を撮影できる対策をしておきましょう。
3. 一戸建てに設置する防犯カメラの高さはどれくらい?
一戸建てに防犯カメラを取り付けるとき、設置する高さにお困りの方も多いでしょう。結論として、防犯カメラは以下の理由から、人の手が届かない場所に設置することが重要です。
- 空き巣にカメラを壊されないようにする
- 防犯カメラを盗まれないようにする
- いたずらをされないようにする
防犯カメラのなかには、内蔵されたディスクにデータを保存するタイプのものがあるので、手が届く場所に防犯カメラを設置すると壊されてそのまま自宅に侵入されるかもしれません。また、子どもがいたずらでカメラを壊したり、カメラといった機器を狙った泥棒から盗まれてしまったりと別のトラブルに発展するおそれがあります。
よって、防犯カメラを設置するのは人が手を伸ばしても届きにくい2.5m以上(身長1.7m+手の長さ0.7m以上)の高さに設置するのがおすすめです。
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4. 一戸建てに自分で防犯カメラをつける方法とは?
防犯カメラを自分で設置したい人向けに、取り付ける際に準備するものと、設置手順をまとめました。
防犯カメラを設置する際には、以下のアイテムを準備しましょう。
- 防犯カメラ本体
- 取り付けについて書かれた説明書
- ドリル
- ドライバー
- 脚立といった足場が安定するもの
大前提として、防犯カメラは専用の説明書を読みながら取り付けることが重要です。製品によって取り付け方が異なるので、内容を理解したうえで設置作業に進みましょう。
また高所の外壁に直接防犯カメラを取り付けるため、穴あけ用のドリルやドライバー、脚立が必要です。電動ドライバー・ドリルなど、アタッチメントを交換できる製品があると取り付けが楽になります。
防犯カメラの設置手順を以下にまとめました。
- 建物の木材の位置などを見たうえで設置場所を決める
- ドリルを使って壁に穴をあける
- カメラ本体を固定してドライバーでねじ止めする
- カメラにぐらつきがないか確認する
特に穴あけの場所には気を付けなければなりません。外壁の背面が空洞の場所に防犯カメラを設置すると、自重でカメラが抜け落ちてしまうおそれがあるので、必ず背面に木材があるといった安定する場所を選びましょう。
また、防犯カメラを設置するのは天気が良い日を選んでください。悪天候の中で作業をすると、ドリルで穴開けした場所から内部に雨水が進入するかもしれません。
もうひとつ、防犯カメラが有線の場合には電気工事が必要です。専門の資格がなければ工事ができないので、専門業者に任せましょう。
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5. 一戸建てに防犯カメラを設置するメリット
防犯カメラを設置する必要があるかお悩みの方向けに、一戸建て住宅に設置するメリットを紹介します。
犯罪の抑止につながる
防犯カメラは自宅に設置するだけで、犯罪の抑止につながります。空き巣は防犯カメラなど証拠に残るものを嫌うため、防犯カメラを置くだけで敷地に侵入されにくくなるのが魅力です。
また、悪徳セールスや近所からのいたずらなどにも効果を発揮します。「防犯カメラがある=悪いことをできない」という認識を与えられるのが防犯カメラの特徴です。
空き巣被害の証拠を記録できる
防犯カメラを設置しておけば、もし空き巣被害に遭っても犯人をカメラに記録できるのが魅力です。防犯カメラを設置していない家の場合、顔や指紋、毛髪といった証拠が見つからなければ犯人を特定できませんし、時間がかかっている間に遠くまで逃げられてしまうおそれがあります。
対して防犯カメラで空き巣の姿や顔、乗ってきた自動車の情報がわかればすぐに犯人を特定可能です。空き巣被害の証拠として効果を発揮するので、家の安全性を高めやすくなります。
6. 一戸建てに防犯カメラを設置する注意点
一戸建ての家に防犯カメラを設置する際には、3つのポイントに注意しなければなりません。場合によっては空き巣被害を食い止められなかったり、別の問題に発展したりするケースもあるので、防犯カメラを購入する前にチェックしておきましょう。
他人の家を映すのはプライバシー違反
一戸建てに防犯カメラを設置する際には、他人の家を映さないように気を付けてください。
隣家の敷地や窓を映した場合、盗撮として訴えられるおそれがあります。防犯目的がプライバシー違反に該当するケースもあるので、撮影範囲を確認しておくほか近所の家々に周知しておくのがおすすめです。
ダミーカメラは空き巣にバレやすい
「防犯カメラはダミーでも効果がある」と思われがちですが、空き巣犯によってはダミーカメラを見破られるケースがあります。また、ダミーだと見破られてしまうと空き巣被害の証拠を残せないことに気を付けなければなりません。
空き巣にバレる危険を避けるためにも、ダミーカメラを購入する費用を正規品の購入に回しましょう。
7. 一戸建てにおすすめの防犯カメラの特徴
一戸建てに防犯カメラを設置したいけれど、製品の種類が多くて選べないと悩む方も多いでしょう。参考としておすすめの防犯カメラの特徴をまとめました。
夜中も高画質で録画できる
夜間の空き巣侵入を防止するためにも、防犯カメラは高画質録画に対応している製品を選ぶのがおすすめです。例えばナイトビジョン機能がある製品を選べば、夜間帯でも侵入者の顔をはっきりと撮影できます。
近年では高画質かつ夜間のカラー録画に対応している製品も増えているため、画素数などを確認したうえで製品を選ぶのがおすすめです。
人感センサーでライトが点灯する
防犯カメラは、人感センサー付きの製品を選ぶのがおすすめです。人が足を踏み入れるとライトが点灯する人感センサーがあれば、侵入者の顔をはっきりと撮影できるのはもちろん、ライトの点灯を見て、慌てて逃げだす空き巣犯も少なくありません。
家族が寝静まっているときにもライトが点灯するため、深夜帯の不安を解消できるのが魅力です。
電気代を使わずに撮影できる
防犯カメラの電気代にお悩みなら、電気代を使用しないソーラー充電タイプの製品を購入するのがおすすめです。
有線の防犯カメラは毎月電気代が発生することに対し、ソーラー充電式の防犯カメラは電気代をかけずに撮影を続けられます。電気工事の費用もかからないほか、長期的なランニングコストも不要であるため、リーズナブルに防犯カメラを導入できるのが魅力です。
録画した映像をクラウドに保存できる
防犯カメラは内蔵されたディスクにデータが保存されるタイプではなく、自動でクラウドに保存できる製品を選ぶのが安心です。
撮影データがクラウドに保存されれば、カメラ本体が壊されてもデータを保存できます。防犯カメラは空き巣から壊される恐れがあるので、撮影データを壊されたり盗まれたりしないためにも、クラウド保存対応型の製品を探しましょう。
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防水防塵に対応しているため豪雨にも負けず撮影を続けられるほか、SwitchBotの専用アプリを使えば、スマートフォンから撮影状況を確認できます。また人感センサーで反応した情報をアプリが通知してくれることも含め、安全性と使いやすさをお求めの人におすすめです。
おわりに
近年では、一戸建て住宅の空き巣被害が増加していることから、屋外を監視できる防犯カメラの必要性が増してきています。空き巣被害の6~7割が一戸建て住宅ということもあり、自宅や家族、ペットの安全を守るために防犯カメラが欠かせなくなってきました。
電気工事不要で取り付けられる製品の数も増えてきているので、この機会に目的に合う防犯カメラを探してみてはいかがでしょうか。
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