猫の毛が抜けるのはなぜ?対処法や部屋掃除のコツを徹底的に解説
猫の毛が家中に散らばっていてお困りの方も多いでしょう。しかし、なぜ猫の毛が大量に抜けているのでしょうか。
この記事では、猫の毛が抜ける原因や抜け毛が原因で生まれるトラブルを紹介します。また毛がすごいときの対処法も解説しているので、猫の抜け毛との向き合う参考にしてみてください。
目次
1、猫の毛が抜ける原因は
猫の毛が抜ける原因は3つに分類されます。猫という生き物の生態のほか、外的要因が影響するケースもあるので、自宅の猫が度の原因にあてはまるのかチェックしてみてください。
原因①毛が抜ける時期(換毛期)である
家中が毛だらけになっているのは、猫が換毛期を迎えたからかもしれません。換毛期とは、季節の変化に対応するため、毛が生え変わる時期のことです。特に春~夏の時期は、冬毛のまま過ごすのが大変であるため短く細い夏毛に生え変わります。もし今の時期が春~夏なら、換毛期を疑ってみてください。
また換毛期の場合、猫の体毛を引っ張ると大量に毛が抜けるのが特徴です。毛を抜いても地肌が見えていないのであれば、健康的な生え変わりの時期だと判断して問題ないでしょう。
原因②ストレスや病気を発症している
次の条件にあてはまる場合には、ストレスや病気が原因で猫の毛が抜けているのかもしれません。
- 毛が抜けた部分の地肌が露出している
- 秋~冬にかけて大量に抜け毛が発生している
猫は、ストレスや病気が表情に出にくい生き物だと言われています。しかし、体毛にはストレス・病気が顕著に現れるのが特徴です。ストレスや病気を続くと猫の健康寿命が短くなるかもしれません。
換毛期とは違う特徴がある場合には、ストレスや病気を溜めこんでいないかチェックしてみるのが良いでしょう。
原因③ダブルコートの猫である
猫の毛並みには、徐々に換毛期が訪れる「シングルコート」、換毛期にまとめてごっそり毛が抜ける「ダブルコート」という2種類があります。中でもダブルコートの場合は換毛期の抜け毛が激しく、家中のいたるところに毛が付着するので注意が必要です。例えば、次のような猫はダブルコートに該当します。
- アメリカンショートヘア
- ロシアンブルー
- ラグドール
- マンチカン
- スコティッシュフォールド
上記の猫の種類はほんの一例です。また、ミックス(雑種)の猫の中にもダブルコートのちを継いでいる場合があります。同じ猫でも毛の抜け方に違いがあることに気を付けてください。
2、猫の毛が抜けて皮膚が見えているなら病院へ
もし飼っている猫の抜け毛が激しく、部分的に地肌が露出して皮膚が見えているのなら、ストレスや病気を疑い、ペット病院に行くのがおすすめです。
中には体調不良の影響で抜け毛が起きている場合もあります。抜け毛が激しい場合には、重大な病気を発症している恐れもあるので、なるべく早いタイミングで病院に相談してみてください。
3、猫の抜け毛が原因で発生するトラブル
猫の毛が抜けた後に毛を放置すると、さまざまなリスク・トラブルが発生します。生活にも影響するポイントですので、なぜ猫の抜け毛対策が必要になるのかチェックしてみてください。
①猫が抜け毛を食べる
猫は毛づくろいをする生き物ですので、自分のにおいがついた毛をそのまま食べてしまいます。また、自分に体に生えている毛だけでなく、床に落ちている抜け毛も食べてしまうのが特徴です。
また、猫は自分の毛を体内でうまく消化できないため、毛玉として吐き出します。その結果、毛玉と一緒に吐しゃ物が家中に広がってしまうかもしれません。より家が汚れてしまうことはもちろん、毛の食べ過ぎで猫が体調不良を引き起こす恐れがあると覚えておきましょう。
②部屋中が毛だらけになる
猫の抜け毛を放置したままでいると、部屋中が毛だらけになってしまいます。
例えば、普段使うソファーが猫の毛だらけになるほか、静電気の影響で床や壁にも毛が付着するでしょう。その結果、猫の毛に付着している汚れや菌が部屋中に広がり、人間や猫にアレルギーを引き起こすかもしれません。
また、赤ちゃんがいる場合には猫の毛を吸い込んで大量不良を起こす恐れもあります。少し歩くだけで猫の毛が空中に舞うため、健康的にも衛生的にも良くない環境ができあがってしまうでしょう。
③毎日衣類が毛だらけになる
猫の抜け毛を放置すると、衣類にも問題が発生します。例えば、次のようなトラブルが起きるかもしれません。
- スーツが毛だらけで仕事中に指摘される
- お気に入りの服が毛だらけになってクリーニングが必要になった
- 毛だらけの服を洗ったら洗濯機が壊れてしまった
猫の抜け毛が少量であれば粘着シートなどで簡単に除去できますが、大量の抜け毛を対処するためには、どうしても時間がかかります。家の中で短時間過ごすだけで衣類が毛だらけになることも含め、手間が増えてしまうことに注意してください。
4、猫の抜け毛との向き合い方・対処法
猫を飼っている方(飼う予定がある方)は、今後抜け毛と向き合って生活することが重要です。参考として、すぐに実施できる対処法を3つ紹介します。
①ブラッシングを習慣化する
猫の抜け毛対策として有効なのが、ブラッシングです。日常的にブラッシングを行うことよって、抜け毛が床や壁に散らばるリスクを削減できます。
また換毛期の初期段階で抜け毛をすべて取り除けるのもブラッシングのメリットです。ブラッシングには猫のリラックス・ストレス軽減にもつながるため、日常的に実施してあげるのが良いでしょう。
②定期的にお風呂に入れる
猫の抜け毛が激しいのなら、定期的にお風呂に入れてあげるのが良いでしょう。お風呂に入れて換毛期の毛を洗い流してあげれば、抜け毛を大幅に削減できます。
ブラッシングでは取り除きにくい全身の毛を洗い落とせるため、月1回程度の頻度でお風呂・シャワーで体を洗ってあげるのがおすすめです。
ただし猫によってはお風呂・シャワーが苦手な場合もあります。無理にお風呂・シャワーにいれるとケガにつながるほか、ストレスの原因にもなるため、水を怖がらない猫だけお風呂に入れてあげましょう。
③掃除対策グッズを購入する
ブラッシングやお風呂に入れてあげても、猫の抜け毛が家中に散らばる場合があります。もし散らばってしまった抜け毛対策を実施したいのなら、次のような掃除対策グッズを準備しておくのがおすすめです。
- 粘着シート
- モップ
- 掃除機
また、猫の毛対策を自動化したいのなら、SwitchBot「ロボット掃除機K10+」が最適です。小型であるため隅々まで猫の毛を吸い込んでくれるのはもちろん、専用のゴミステーションに自動で猫の毛が集められるので、ゴミ捨ての手間を減らせます。
またロボット掃除機K10+は自動充電されてスケジュール通りに掃除してくれるのが特徴です。掃除をする際の音も小さく静音なので、猫の毛掃除を楽にしたい人におすすめします。
おわりに
この記事では、お家の悩み事である「猫の抜け毛」の原因や発生トラブル、対処法について紹介しました。
換毛期を迎えると、猫の毛が大量に抜けて家中が毛だらけになってしまいます。また、抜けた毛を食べた猫が毛玉を履いたり、衣類や家具が毛だらけになったりと、生活の手間が増えてしまうのも事実です。
もし抜け毛対策を実施したいのなら、ブラッシングやお風呂などを習慣化するのが良いでしょう。また、どうしても抜け落ちてしまう毛については、SwitchBot ロボット掃除機K10+を利用することで、掃除を自動化できます。普段の掃除も楽になるため、この機会にロボット掃除機K10+を導入してみてはいかがでしょうか。